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コラム
  • 住まいのこと
2022.12.27

「数字でみる」ユートピア建設の住まいの性能

岡崎市で高気密高断熱の注文住宅を手がけるユートピア建設です。

2022年もあとわずかになりました。
ユートピア建設はおかげさまで、今年も多くのお客様と出会い、住まいづくりをお手伝いさせていただきました。
いつもお話しているように、ユートピア建設の建てる住まいは「高性能住宅」。
それを確認するために、今年も全邸で気密測定も実施させていただきました。

そこで、1年の終わりに、その結果を公表したいと思います。

こちらが、2022年に引き渡した物件の気密測定値データ。(※建築途中の気密測定による)
その中には、過去最高を更新した「C値0.08!」というお住まいもありました。

さてここで改めて、気密性を表す「C値」について解説しておきたいと思います。

C値は家全体で隙間がどのくらいあるかを表した数値です。
隙間相当面積とも呼ばれ、隙間の合計面積(㎠)を建物の延べ床面積(㎡)で割って算出し、「㎠/㎡」という単位で表します。

たとえば隙間の合計が500㎠、延べ床面積が100㎡なら、500(㎠)÷100(㎡)で、C値は5.0(㎠/㎡)。隙間が小さいほど空気の出入りは少なくなりますから、数値が小さいほど気密性が高いということになります。

2009年の省エネ法改正によりC値の基準は撤廃されましたが、かつては「エネルギーの使用の合理化に関する法律(省エネ法)」に基づく「次世代省エネルギー基準」で、日本の地域ごとにC値の基準がありました。

北海道と東北の一部地域では2.0、それ以外の地域では5.0が基準で、C値が基準以下の住宅は「高気密住宅」とされていたのです。
ちなみに諸外国のC値の基準はというと、カナダでは0.9、スウェーデンでは0.6~0.7以下など、かなり厳しい基準を採用している国も少なくなくありません。

現在の日本の住宅業界では「高気密住宅というなら、C値は1.0を切っておきたい」といわれています。

ユートピア建設は今年も、平均C値0.13と日本でもトップクラスの高い水準を達成しています。
これからも高性能な住まいをお届けできるよう、しっかりと取り組んでいきたいと思います。