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2022.11.22
ユートピア建設創業ヒストリー(中編)
岡崎市で高気密高断熱の注文住宅を手がけるユートピア建設です。
前回に続き、ユートピア建設の創業秘話を代表取締役・山口雅弘からお伝えします。
ある日、その元請けの会社が倒産してしまいました。私は、現場の大工さんの給料と材木代合わせて300万の負債を背負うことになりました。困り果てた私は、ダメ元でその会社に集金に行きました。
出てきた社長は私に「ないものはない。」と開き直って応えました。
私は、私の負債だけでなくお客様の家を完成させる責任があるので一生懸命に食い下がりましたが、その社長は結局お金を払ってくれませんでした。
工事は中断されることになり、お客様に辛い思いをさせることになりました。お客様の気持ちを思うと、私はとても悔しくて、「こんな悲惨なことは誰も経験しない方がいい。」とその時強く思いました。
でも、下請けのままでは何もできません。そこで、責任ある元請けの会社にならなければお客様を守れないと考えて、父の事務所の一部屋を借りてユートピア建設を設立しました。
無借金経営をユートピア建設が志したのは、この時の辛い経験があったからです。
元請けの会社になりたくて、会社を設立したのはいいのですが、しかし会社があったからといって元請けの会社になれるわけではありません。
どうしていいかわからず、結局知り合いから大工仕事や、ペンキ塗り、図面の製図などの下請けの仕事をしながら生活していました。
そして縁あって初めて家づくりの元請けとしてお客様と直接ご契約をさせていただいた時、「絶対にお客様に喜んでもらえる家を建ててみせる」と、強い決意と責任を感じた事を覚えています。
お話は次回に続きます。
前回に続き、ユートピア建設の創業秘話を代表取締役・山口雅弘からお伝えします。
ユートピア建設創業ヒストリー
責任ある元請けの会社にしよう
28歳の時、ある建設会社の下請けとして工事を請け負っていました。ある日、その元請けの会社が倒産してしまいました。私は、現場の大工さんの給料と材木代合わせて300万の負債を背負うことになりました。困り果てた私は、ダメ元でその会社に集金に行きました。
出てきた社長は私に「ないものはない。」と開き直って応えました。
私は、私の負債だけでなくお客様の家を完成させる責任があるので一生懸命に食い下がりましたが、その社長は結局お金を払ってくれませんでした。
工事は中断されることになり、お客様に辛い思いをさせることになりました。お客様の気持ちを思うと、私はとても悔しくて、「こんな悲惨なことは誰も経験しない方がいい。」とその時強く思いました。
でも、下請けのままでは何もできません。そこで、責任ある元請けの会社にならなければお客様を守れないと考えて、父の事務所の一部屋を借りてユートピア建設を設立しました。
八畳一間の小さな部屋から始まった
八畳一間の小さな部屋から、ユートピア建設は始まりました。無借金経営をユートピア建設が志したのは、この時の辛い経験があったからです。
元請けの会社になりたくて、会社を設立したのはいいのですが、しかし会社があったからといって元請けの会社になれるわけではありません。
どうしていいかわからず、結局知り合いから大工仕事や、ペンキ塗り、図面の製図などの下請けの仕事をしながら生活していました。
そして縁あって初めて家づくりの元請けとしてお客様と直接ご契約をさせていただいた時、「絶対にお客様に喜んでもらえる家を建ててみせる」と、強い決意と責任を感じた事を覚えています。
“ユートピア”への思い
”ユートピア“というのはイギリスの思想家トマス・モアの著作『ユートピア』に登場する架空の国の名前で”理想郷“という意味に使われます。会社を作る時に姉から「ユートピア建設」っていい名前じゃない?と言われて、響きが素敵だったので採用させていただきました。幸せ、とか幸せな世界という概念が気に入っています。お話は次回に続きます。