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2022.11.17

ユートピア建設創業ヒストリー(前編)

岡崎市で高気密高断熱の注文住宅を手がけるユートピア建設です。
弊社は今年創業32年目を迎えました。これから2回にわたってユートピア建設の創業秘話を代表取締役・山口雅弘からお伝えします。

ユートピア建設創業ヒストリー

与えられた仕事をただ一生懸命やってきた

若い頃から将来こうしたい!という確固たる夢があったわけではありません。父が材木屋を営んでおり、大工さんに材木を買ってもらう形での商売でした。そうした形から、プレカットという新しい加工の時代に入り、今までの売り方は先細りになることがわかっていましたがその時は深く考えていませんでした。
そんな時、父と取引のあった建築会社の社長さんが私の将来を気にかけてくださり、うちに見習いに来たらと声をかけてくだったことが建築業界に入るきっかけになりました。

「3年くらいで覚えて帰れ」と言われ、実質3年間お世話になりました。それまでは材木の知識しかありませんでしたが、建築会社では基礎や足場などから建物完成まで総合的に学ばせていただきました。せっかくなら建築知識全体もわかっていたほうがいいということで働きながら2級建築士の資格も取得しました。
その後、そこに出入りしていた設計事務所の方に声をかけていただいて家を建てる時必要になる確認申請を自分で提出できるよう、設計の見習いとして1年間学ばせていただきました。

独立したのはそのあとになります。1990年ですね。
初めは一人だけで、仕事の取り方もわからないような状態でしたが、ありがたいことにお世話になった建築会社や設計事務所から仕事が忙しい時に下請けだけどやってくれないかと声をかけていただいて。一人で生活していけるくらいの収入はいただいていた感じです。
そのうちふっと、建物全体の工事をする形での建売住宅のお話をいただいたんです。

ターニングポイントがあって、その時々にポン、ポン、ポンとお声をかけていただいたのでそれに乗ってきた…。いただいた仕事を一つ一つ、真面目に責任を持ってきちっとやるという姿勢を評価していただけたのかなと思っています。
タイミングよく次の仕事をいただけて、本当に運が良かったと感謝しています。

お話は次回に続きます。