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2023.12.07

「住宅ローン減税」が、2024年から変わります

2024年から、この「住宅ローン減税」の内容が変更

今年もあとわずか。毎年この季節になると、「年末調整」や「確定申告」という言葉を耳にすることも増えてきます。
マイホームを建てられた方にとっては、「住宅ローン減税」を受けるために必要な手続きになりますが、実は2024年から、この「住宅ローン減税」の内容が変更になります。
これから建てようと考えている方にとっては大きく関係してくるものなので、今回はその変更について少しご紹介させていただきます。

まず「住宅ローン減税」とは?

「住宅ローン減税(住宅ローン控除)」とは、住宅ローンを借入れてマイホームを建築・購入・リフォームした場合、毎年末のローンの残高に応じて税金がもどってくる制度のこと。実際、家づくりを終えた先輩たちに聞いた調査では、83%がこの制度を利用しているというデータもあります。

この制度の適用を受けるには、返済期間が10年以上あることや、合計所得金額が2000万円以下であることなど、いくつかの要件があります。
また、実際に利用するには、家を建てた翌年に確定申告を行う必要があります。自営業者など毎年確定申告をしている人は、一般の確定申告と併せて行えばOK。会社員など給与所得者の人は、翌年2月から3月15日までに行う必要がありますが、1度申告すれば2年目以降は年末調整で手続きできます。

「省エネ住宅」でないとローン減税が受けられなくなる!

さて、そんな「住宅ローン減税」ですが、これから検討されるみなさんは、2024年居住年のローン減税内容を把握しておく必要があります。
実は、住宅ローン減税は2024年に大きく変わりました。

一番大きな改正ポイントは、2024年以降入居の場合、「省エネ住宅」でないとローン減税が受けられなくなることです。

上記の「その他の住宅」とは、「⻑期優良・低炭素住宅」「ZEH水準省エネ住宅」「省エネ基準住宅」のいずれにも当てはまらない住宅のことです。
たとえば2024年入居で3,000万円以上借入れした場合、建てた家が「省エネ基準住宅」なら最大273万円の控除が受けられますが、同じ借入れでも、建てた家が「その他の住宅」なら控除0万円なので、その差は274万円となるのです。

これからの住宅選びでは、経済的な面でも性能がとても重要になってくるということ。
安心して快適に暮らすために必要な「断熱性能」「気密性能」「耐震性能」など、業界トップクラスの性能を標準装備するユートピア建設の家を、ぜひ選んでいただければと思います。