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コラム
  • 住まいのこと
2023.06.06

〈事例紹介〉 遊び心いっぱいで機能的!スキップフロアの住まい

岡崎市で高気密高断熱の注文住宅を手がけるユートピア建設です。

様々なプランで住まいづくりをお手伝いしているユートピア建設。
お客様から様々なご相談をいただく中には、小さな土地を購入したり、実家の敷地内に建てることにしたりといった理由から、限られた土地を有効に活用するプランを、というご要望をいただくことがあります。
そんな方にご提案しているのが、空間を効率的に上下に区切るスキップフロアです。

スキップフロアとは、同じ空間の中に少しずつ段差をつけたり、数段の階段をつけたりして、中2階や中3階を設けるつくりのことをいいます。
立体的な構造にすることで奥行きのある大空間が生まれ、単調なフロアにメリハリを出せるといった特徴があります。同じ部屋の中でも景色や雰囲気が違ってみえる、そんな些細な変化が楽しい空間になります。

スキップフロアには、その他にもさまざまなメリットがあります。
まず、収納力をプラスできる。
スキップフロアを作るための段差部分や階段に引き出しをつけると、便利な収納スペースに大変身!また、階段下にも収納スペースを設けることもでき、デッドスペースを活用できます。

また、平坦なフロアに比べ、段差のあるスキップフロアは、実際の面積よりも視覚的に広く見えるというメリットもあります。
独立した空間の機能を持ちながらも、仕切りがないので家族の気配を感じられ、コミュケーションをスムーズにとることができる点も家庭を大切にしたい人にとって大きなメリットでしょう。

こちらの写真は、延床面積38坪なのに、高さを利用することで49坪の空間が使える家。スキップフロアで、限られた敷地、室内の空間を無駄なく生かした間取りです。
床から屋根裏までの縦の空間を無駄なく活用することで、狭さを感じさせることなく10坪以上も通常の間取りより広く使えます。
しかも、ダイニングは天井までの吹き抜けを実現し開放感抜群。鉄骨階段がスタイリッシュな印象ですが、無垢の床が温かさを感じさせます。

ダイニングにアイアンのオープン階段がアクセントになった吹き抜けがあり、2階から光が差し込み、開放的で気持ちの良い空間です。

床の高さがちがうので空間に変化ができ、ちょっと腰掛けたり、収納したり、勾配天井で広く空間をつかったり、天井の低い趣味空間があったりと遊び心にあふれた空間です。

隠れ家のようなロフトスペース。広さもたっぷりで趣味の時間を過ごす空間にぴったりです。

中2階の収納空間は、お子さんの遊び場にも。

左)収納力たっぷりの洗面室/右)天井の高い子ども部屋

3方向に窓のついた明るい寝室