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2024.08.30

今から建てるなら「レジリエンス住宅」がおすすめ

今こそ住まいの防災について考えてみよう!

こんにちは。ユートピア建設広報の和田です。

先日南海トラフ臨時情報が初めて発表され、世間の防災に対する意識が高まっています。
備蓄の水や食料、防災リュックの中身などを見直した方も多いのではないでしょうか?
また、今住んでいる家の耐震性能に不安を感じて建て替えを検討される方も増えてきています。
そこで、今こそ「住まいの防災」について考えてみましょう。

注目の高まるレジリエンス住宅とは?

地震だけでなく、洪水や台風など自然災害が激甚化しています。
それにより防災意識がいっそう高まる中、災害に強い
「レジリエンス住宅」に注目が集まっています。
レジリエンス(resilience)とは英語で、回復力・立ち直る力・復活力を意味します
「レジリエンス住宅」とは、自然災害発生時の「防災力」や「耐久力」、自然災害発生後の「対応力」や「回復力」を持つ住まいのことをいいます。

 

自然災害発生時の「防災力」と「耐久力」

では、自然災害発生時の「防災力」や「耐久力」について考えてみましょう。
防災力や耐久力として考えられるのは、

1.耐震性能

ユートピア建設のある岡崎市において、南海トラフ地震の震度予想は最大で震度7です。
ですので、可能な限り耐震性能の高い住宅にされることをおすすめします。
耐震等級3といっても計算方法により強度が全く違ってきますので、消防署などの防災拠点と同等の耐震性能である「許容応力度計算の耐震等級3」を取得しましょう。
ユートピア建設のU-Smartシリーズはこの許容応力度計算の耐震等級3を全棟取得しています。

2.制振性能

上記の許容応力度計算の耐震等級3にプラスして、制振ダンパーを搭載することをお勧めします。

耐震・・・・建物をしっかりかたく造り、地震の揺れに耐え、倒壊を防ぐ。
制振・・・・地震の揺れを吸収しながら揺れ幅を小さくし建物本体へのダメージを減らす。

この耐震と制振を両方兼ね備えることで、より地震に強い家を建てることができます。
ユートピア建設では、地震の大きな揺れはもちろん、震度1から地震の揺れを分散させる制振ダンパーを標準搭載しています。
実際、熊本地震発生後の半年で約4,000回の余震が発生、そのうち震度1~3の微震や弱震は約3,500回でした。
このように繰り返し発生する小さな余震が家にダメージを蓄積させ、損傷の原因となります。
ですので、大きな揺れだけでなく小さな揺れから対策をしてこそ、本当の地震対策と考えています。

3.備蓄収納

パントリーや土間収納など、ペットボトルや防災用品を備蓄のできる収納を設置しましょう。
また、普段から少し多めに加工品や食材を買っておき、使ったら使った分だけ新しく買い足していくローリングストックがお勧めです。

 

自然災害発生後の「対応力」と「回復力」

次に、自然災害発生後の「対応力」や「回復力」について考えてみましょう。
対応力や回復力として考えられるのは、

1.太陽光発電と蓄電池(EV含む)

太陽光発電と蓄電池があれば、災害時に停電したとしても家の中では電気を使うことが可能です。
ユートピア建設のモデルハウスでは、擬似停電を起こし、蓄電池からの電力に切り替えて復旧する仕組みを実際に体験していただけます。 全負荷型の蓄電池を採用していますので、停電時でもエアコンやIHコンロなど200V電気機器も使用可能です。
また、U-Smartモデルハウスには、家庭からEV(電気自動車)の電池に充電するV2Hシステムも設置しており、停電時には逆にEVに蓄えた電気を家庭内に給電することも可能です。

2.給水タンクなど水の備蓄

災害時には停電だけでなく、断水する可能性もあります。
そこでユートピア建設では非常時給水タンクシステムを導入しました。(※オプション)
水道管直結型の貯水機能付き非常時給水タンクシステムなので、常に新鮮な水を貯水することが可能です。

3.在宅避難

上記の電気と水を備えることができれば、災害時に在宅避難が可能になります。
高い耐震性能と制振性能で家が崩れる心配がなければ、不自由な避難所へ行く必要がありません。
特に小さなお子様や高齢者、ペットのいるご家庭では、避難所での暮らしが大変です。
在宅避難可能な家を建てることで、ご家族の健康と安心につながります。

内閣官房の事例集に掲載のレジリエンス住宅

ユートピア建設の防災住宅への取り組みが評価され、令和2年に内閣官房の「国土強靭化民間の取組事例集」に掲載されました。
→内閣官房「国土強靭化民間の取組事例集」
これは、国土強靱化に関する取組を行う方々の参考になるよう、国土強靱化に関して先導的な取組を収集した事例集です。
国土強靱化の取組を広める上で参考となる模範性、独自性、自主性のある取組として掲載していただきました。
レジリエンス住宅にご興味を持たれた方は、ぜひ弊社のモデルハウスにお越しください。
建築士がレジリエンス住宅についてしっかりとご説明させていただきます。

 

2024/9/14(土)15(日)
地震のリスクに備える家づくりのポイントセミナー&防災住宅体験を開催します。

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一級建築士が地震のリスクに備える家づくりのポイントを解説します。
併せて、防災住宅の体験もしていただけますので、この機会にぜひご来場ください!(新規でご来場の方に防災リュックプレゼント)