現場ブログ：コンクリとコンクリの間のコダワリ

「高気密・高断熱・建築士と建てる家」岡崎市の注文住宅工務店ユートピア建設、現場監督の神谷です。

私達が造っているお家のこだわりポイントやヒミツをご紹介したいと思います。

今回ご紹介するのは基礎の打ち継ぎ面についてです。

基礎の打ち継ぎ面のコダワリ

当社では、基礎のコンクリート打設を2回に分けて行っております。

1回目にベース部分

2回目に立ち上がり部分

外型枠を一体で打設する場合、隙間ができる事はほとんどありませんが、

それでもコンクリートとコンクリートの間に打ち継ぎ面というものが存在しています。(※上図の赤いライン)

当社ではこの打ち継ぎ面に『インサル基礎防蟻ジョイントハード』という止水板を使用しています。

止水板とは、立ち上がり部分のコンクリートと一体化して、打ち継ぎ面外部側からの水の侵入を防いでくれるもの。

この商品はさらに、防蟻成分を含んでいるため、シロアリの侵入も防いでくれる優れもの。

止水板は硬化した面との定着がキモでして、

止水板と施工面の間に隙間ができてしまうとよくありません。

その点、この商品は専用のプライマーを塗布し、その上に取り付けていくので

定着も安心です。

施工後の様子を型枠の上からのぞくとこんな感じ。

基礎外周部分+玄関の立ち上がり部分にぐるりと施工しております。

目に見えないところだけど、欲しい性能を吟味して、商品を選んで施工。

建物を支える基礎だからこそ、こだわりたいポイントなのでした。