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コラム
  • アイデア
2023.10.12

「快適なキッチン」のための収納とは?

岡崎市で高気密高断熱の注文住宅を手がけるユートピア建設です。

住まいづくりにおいて、収納力の確保はとても大事なポイント。
特にキッチンは、食器や調理器具、さまざまな小物や食材のストックなど収納するものもさまざまで、使用頻度も高いため収納の工夫が求められる場所。
ユートピア建設でも、さまざまなご要望のお応えした収納をつくってきました。

そんな中でも、最近ご要望が多いのは「パントリー」でしょうか。
パントリーとは、キッチンやキッチンに隣接した場所に設けられた収納スペースのこと。日本語にすると「食品庫」になりますが、主に常温の食品の保管庫として使われるスペースです。
米や麺類、乾物や缶詰、インスタント食品、調味料、水や酒類などの収納に使われ、災害時の非常食の置き場所としても便利です。
また、ラップやアルミホイルなどの消耗品や、正月用の重箱やお屠蘇用の酒器など限られた季節に使う食器類、ミキサーやホットプレートなど使用頻度の低いキッチン家電の収納スペースとしても活用されています。

パントリーのメリットは、なんといっても収納スペースが増えること。
特に食品や水・お酒などの飲料を大量にストックしておきたい人にとって魅力的なスペースです。まとめ買いをすることで家事の効率アップにつながり、安いときに日持ちがする食品を購入すれば節約もできます。

さて、パントリーにもさまざまなタイプがありますが、大きく分けると、キッチンの壁に設置する「壁面収納タイプ」と小部屋になっている収納庫「ウォークインタイプ」が挙げられます。

壁面収納タイプは、設置スペースを抑えられ、調理中にモノをとりやすいことがメリットです。
リビングダイニングから目につきやすいため、こちらの写真のように扉をつけた方が生活感がなく、すっきりと見えます。扉のないオープン棚とする場合には、ボックスやバスケットを使い、「見せる収納」とする工夫をしましょう。

一方ウォークインタイプは、収納量が多く大型のモノもしまいやすいことが特徴です。
扉を設置した個室型は生活感を排除できることがメリットですが、食品などをしまうときや取りに行く都度、扉を開け閉めする動作が発生するため手間に感じてしまいます。ドアではなく引き戸にして、リビングなどから直接目に入らない位置にすれば、オープンな状態のままにしやすく使いやすいですね。

使い勝手の良いパントリーにするには、設置場所や動線が重要です。理想のキッチン空間を作るために、初回の打ち合わせから設計士がお話を伺い住まいをつくっていくユートピア建設に、ぜひご相談いただければと思います。