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コラム
  • 住まいのこと
2023.08.31

インテリアのトレンド「ジャパンディスタイル」な住まいとは?

岡崎市で高気密高断熱の注文住宅を手がけるユートピア建設です。

みなさんは、ジャパンディという言葉を聞いたことがありますか?
2020年頃から海外で流行し始めた、和と北欧が融合したインテリアスタイルで、日本でも人気を集めています。
「Japanese」と「Scandinavian」が交ざった造語で、海外では「Japandi」と表記されます。日本と北欧の住宅文化が調和した、シンプルでスタイリッシュなデザイン。そして自然素材を使っているということがジャパンディの大きな特徴です。

この「ジャパンディ」スタイルを住宅に取り入れるときのポイントがいくつかあります。

●内装はニュアンスカラーでまとめる 内装のカラーは、ニュアンスカラーを使うのがおすすめ。複数の色味が混ざったような曖昧な色と言われるニュアンスカラーは、どんな素材とも合わせやすく飽きのこないカラーです。
例えばフローリングの色を選ぶ際も、比較的明度が高く、彩度の低い暖色系の色がおすすめです。
「ジャパンディスタイル」以外のインテリアスタイルに挑戦したいと思った時にも、そのまま使うことができます。
アクセントカラーを入れるときは緑やブラウンなど自然界にある落ち着いた色にします。

●自然素材を取り入れる 使用する素材も重要なポイントになります。人工的につくられた素材よりも無垢材や珪藻土、畳など自然素材を中心に使います。
壁や床以外にも、家具に自然素材を使ったり観葉植物で緑を取り入れる方法もあります。麻や籐(ラタン)、和紙、竹、石などでもジャパンディな雰囲気を演出できます。

●インテリアのバランスは和:北欧=3:7が理想 ジャパンディスタイルのインテリアは、和風の要素が3割、北欧風の要素が7割の3:7の比率が理想的です。例えば小物などを和風に、家具など大きなものを北欧風にするとちょうどよいバランスになります。
例えば、柔らかな光が特徴的な和紙の照明器具などを置くと、ジャパンディのスタイリッシュな空間に温かみをプラスしてくれます。天井に取り付ける提灯型のペンダントライトや床置きの間接照明なども、空間をおしゃれに演出するアイテムとして人気です。

海外から流行りはじめた「和風を加えるインテリアスタイル」ですが、もちろん日本人にとっても心地よい空間演出になります。
みなさんもジャパンディスタイル、ぜひ参考にしてみてください。