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2023.03.16

〈3月17日は世界睡眠デー〉 住まいと睡眠の関係を考える

岡崎市で高気密高断熱の注文住宅を手がけるユートピア建設です。

ご存知の方は少ないかもしれませんが、
3月17日は「世界睡眠デー」(ワールド・スリープ・デー)です。
「世界睡眠デー」とは、睡眠の大切さを改めて知ってもらうために、世界睡眠学会(World Sleep Society)が毎年3月の第3金曜日(春分の日の前の金曜日)に定めた、睡眠に関する正しい知識を啓蒙・啓発する日です。

日頃忙しさに追われ、ついつい睡眠をないがしろにしてしまう私たちにとって、睡眠や生活習慣を見直すいい機会かも知れませんね。

言うまでもなく、住まいと睡眠というテーマはとても重要です。
私たちは「睡眠に良い家」のこともいろいろと考えていますが、
寝室に⽊材(⽊質系材料)が多いと不眠症の疑いが少ない──実は、そんな驚きの研究結果が発表されています。
⽊材研究の領域では⼈間が⽊材に触れた際、⾎圧や⾃律神経、脳波がどのように変化するかといった研究がなされてきました。それらの研究を通して、⽊材にはリラックス効果があることがわかってきましたが、これまで、睡眠と⽊材の関連性を指摘した研究はあまり多くありませんでした。

そんななか、2020年2⽉に国⽴研究開発法⼈森林研究・整備機構森林総合研究所は、筑波⼤学の国際統合睡眠医科学研究機構と産業精神医学・宇宙医学グループ、帝京⼤学との共同研究により、睡眠と⽊材との間に大きな関連があることを実証・発表しました。

その研究によると、「寝室に⽊材が多い⼈は、そうでない⼈に比べて安らぎを感じている割合が⾼く、不眠症の疑いが低いことが明らかになった」といいます。言い換えれば、寝室の⽊材・⽊質材料が、⼈間の睡眠にとって有⽤である可能性が⽰唆されたということです。

⽊材の何が⼈間の睡眠に影響を与えているのか、そのメカニズムまではわかっていないそうです。見た目が安⼼感を与えるのか、吸湿性や吸⾳性が優れているからなのか、⼿触りが良いからなのか、⽊材特有のぬくもりのせいなのか、あるいは香りのせいなのか。
これらの点についてはさらなる研究が求められますが、現時点で⾔えるのは、とにかく寝室に⽊材が多いと睡眠に良さそうだということです。

もちろんその他にも、心地よい睡眠のための住まいづくりには様々なポイントがあります。
例えば、睡眠2時間前の室温によって「寝つきまでの時間」が変わることはご存知でしょうか?
15℃より高い室温なら、15分程度でスムーズに眠りにつけます。
U-smartの高い気密性・断熱性なら、部屋を快適温度に保ち、早い寝つき、深い眠りなど睡眠の質を向上させます。

そんな住まいが体験できる、ユートピア建設の「モデルハウス宿泊体験」。
ぜひご案内をチェックしてみてください。