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コラム
  • 住まいのこと
2023.02.21

辛い花粉症・・・ 洗濯物対策から住まいづくりまで

岡崎市で高気密高断熱の注文住宅を手がけるユートピア建設です。

花粉について

毎年やってくる春の憂鬱といえば「花粉」。例年、2月上旬から九州で飛散が始まり、3月に向かって東北地方まで広がっていきます。
何か対策を・・・と悩んでいらっしゃる方も多いのではないでしょうか。

花粉症の悩みに「洗濯対策」

中でも、家事の面で困るのは洗濯物。外に干すと花粉がつくためこの季節は毎日部屋干しという方も多いようです。

部屋干しの中で過ごすストレスを減らすために、洗濯物を干す時間を「朝から夜にシフト」するというのも一つの手。最近、共働き家庭を中心に、夜に洗濯などの家事をする家庭が増えています。朝のバタバタした時間に行うよりも、夜のうちに済ませておけば朝に余裕が生まれます。
花粉の時期も夜のうちに洗濯物を干しておけば、日中に洗濯物の中で生活する時間がグッと減ります。

また、部屋干しの時間を短縮するツールとして取り入れやすくておススメなのが、干した洗濯物の下に置いて使う「衣類乾燥除湿機」です。
浴室乾燥機が取り付けられないお宅や、スペースの関係で乾燥機や乾燥機能付き洗濯機が導入できないお宅でも置くだけで使用が可能。乾くまでの時間が圧倒的に短縮できますし、最近は除菌や花粉対策も行える機能が搭載されている商品もあるため、うまく利用する方法もあります。

花粉を寄せ付けない住まいづくりを

その他にも花粉症対策にはいろいろな方法がありますが、根本的な対策と言えば、やはり「住まいの換気性能」が重要です。
人は住まいから様々な影響を受けています。もちろん「空気環境」もその一つ。花粉、粉塵など空気中の有害物質が知らず知らずのうちに体に負担をかけています。

ユートピア建設が採用している気圧調整型第一種全熱交換気システム「エクリア」は、ダクトレスという新工法で、基礎内に設置した換気本体から天井裏まで熱交換されたきれいな空気を圧送することで、家中が「正圧」という充満された高気圧状態を維持し、外部から花粉が侵入しにくい室内環境を作り出します。
2種類のフィルターを通って換気されるため、花粉の約95%程度を除去します。

(1) サイクロン式給気フード 外気を取り入れるサイクロンフードでは、入ってくる空気をらせん状の通路に通すことでサイクロンを作り出し、遠心力で埃やゴミなどを95〜99%除去します。

(2) 給気清浄フィルターユニット 粒子径0.5μmまで除去できる給気清浄フィルターユニットで、微小粒子状物質を除去。花粉や黄砂、PM2.5なども約95%補集し、室内の空気環境をクリーンに保ちます。

(3) 正圧を維持 屋内の空気量が風船を常に膨らませている状態(正圧)を維持しており、ドアや窓を開けても外気や花粉などの有害物質が室内に入り込みにくい仕組みです。