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コラム
  • 耐震・制振
2022.02.16

教えて!杉浦さん! 平屋は地震が起きても安心?平屋の耐震性能について

愛知県岡崎市の注文住宅専門工務店、ユートピア建設の杉浦です!
本日は、今注目を集めている平屋の「耐震性能」についてです。
平屋がなぜ地震に強いのか、耐震性の高い平屋を建てるポイントをご紹介します。

耐震性の高い平屋を建てるポイント

平屋はなぜ地震に強いの?

平屋が地震に強いと言われている理由は、大きく2つあげられます。

1つ目は、高さがないことです。
一般的に、建物は高さがあればあるほど震動の影響を大きく受け、地震が発生した際の揺れも大きくなります。
その反面、平屋は高さがないため地震の際も揺れが小さく、建物への負担も小さくて済みます。
建物への影響が小さく済むので、結果的に倒壊するリスクも小さくなります。

2つ目は、構造がシンプルであることです。
2階建てや3階建ての住宅と比べると、平屋はシンプルな構造をしています。
平屋は主に正方形や長方形といった形で建てられることが多く、
構造がシンプルなので天井や壁、床などが家全体を支えてくれます。
そのため、地震が発生した際も震動の力が分散され、倒壊のリスクが軽減されます。

耐震性能の高い平屋を建てるポイントとは?

次に、耐震性能の高い平屋を建てるポイントをご紹介します。

○地盤の強度
地震に強い家を建てようとした場合、ついつい建物の構造だけを見てしまいがちです。
しかし、地震の際も壊れにくい家を建てるには、家を建てる地盤の強さも重要になります。
地盤の強度は場所によって異なり、弱い地盤は揺れが伝わりやすいので、倒壊リスクが大きくなります。
このように、土地の地盤は家の耐震性を大きく左右するため、地盤の強度を確認することは、地震に強い家を建てる上でまずは押さえておくべきポイントになるでしょう。
万が一、調査の段階で地盤が弱いと判断された場合でも、地盤強化の改良工事を行えばその土地に住宅を建てることができます。

○建物のバランス
平屋は地震に強いとは言っても、建物自体のバランスが悪いと地震で倒壊してしまう可能性があります。
特に、柱や壁が少ない解放感のある広い部屋のある平屋は、大きな地震の際には壊れてしまうケースがあります。
そのため、耐力壁の配置や間取りへの配慮も行い、負荷が一点に集中しないようにすることが大切です。

ユートピア建設が耐震性能を重視する理由

愛知県の調査では、南海トラフ巨大地震が発生した場合、岡崎市のほとんどが震度5以上になると予測されています。
そのため、ユートピア建設では、お客様の安全・健康を第一に考え、許容応力度計算での耐震等級3の水準で、耐震性能の高い家づくりを行っています。

モノコック工法、制振ダンパー、ナットレス金物工法、高いせん断性能を誇るノボパンを採用し、全棟構造計算まで行っています。
また、事前の地盤調査と地盤改良工事で、家を建てる地盤の強度も確認しています。
U-Smartの「住まいの体験館」では、地震・制振(起震機)体験をすることができ、
制振ダンパー性能を「起震機」でご体感いただけます。
ぜひ、お気軽にご来場ください。