- 住まいのこと
2020.07.14
アフターコロナで変わるこれからの間取りとは
アフターコロナで変わる間取り
・仕事はリモートワーク・友だちとのオンライン飲み会
・オンライン授業での勉強
・動画を見ながら筋トレ…etc
コロナ前と後で私たちの日常は大きく変わりました。
家で過ごすことが多くなった今、
近隣の生活音を気にしなくてよい一戸建ての需要が高まっているそうです。
最近の住宅ではリビングを広く取る間取りが多く見られました。
共働きの家庭が増え、少しでも家族の時間を確保できるようにしようという考えから採用されていた間取りです。
ですが、これは日中夫婦が【働きに出ること】を前提とした考え方です。
働き方が変わった今、求められる住宅の仕様そのものが変わってくるのは当然かもしれません。
そして新型コロナウイルスが終息したとしても、
今後、新たなウイルスが出てくる可能性もあります🗯
そうした時代の変化に対応できる家づくりを進める方へ
間取りを決める上で検討して頂きたいポイントをご紹介致します!
間取りのポイント
①清潔性を考える
ウイルス対策の基本となる手洗いうがい。帰宅後すぐに手を洗う事を「ただいま手洗い」と言うそうですね!
帰ってきてからすぐ手を洗う習慣をつけるためには、手洗い洗面の位置が大切です。
特に子どもが嫌がらずに手洗いを習慣化させるために、玄関付近に手洗い洗面を置くことをオススメします。
玄関近くにトイレを設置するお家も多いと思いますが、トイレの中に手洗い洗面を置かず、外に出してしまうという発想です。
家に入ってすぐに手洗い洗面があれば、
ウイルスをリビングやキッチンに持ち込まずに済みます。
また、玄関にはコートや上着をかけるクロークがあるとよりいいです。
以前から花粉症の方に人気でしたが、雑菌を家の中に持ち込みたくないという方からも、
玄関にクロークをご希望される方が増えているようです。
帰宅後、まずは手や顔を洗った後
できるだけ早く着替える・シャワーを浴びる事も大切ですので
玄関→洗面所→バスルームの動線を考えると良いですね。
②宅配ボックスを取り付ける
自粛期間中に食事のデリバリーを利用し始めた方やネットショッピングでのお買い物が増えた方も居るのではないでしょうか?
今、無人でも荷物を受け取れる宅配ボックスの売り上げは急増しているそうです。
以前は『不在時の荷物の受け取りに便利である』という点で重宝されていましたが
今は対面しなくてよい非接触の状態で荷物を受け取れるという点が需要を高めているようです。
これは配達する方の不安解消にも役立っているそうです。
さらには、再配達による排気ガスの排出も防ぐことができるので、地球環境を守る力になっていきます。
何かと便利な宅配ボックス。
新居への導入を検討してみてはいかがでしょうか?
③書斎を持つ
リモートワーク化やリモート授業の流れは、国の後押しもあり一過性のものでは終わらなさそうです。住宅内のワークスペースの需要は、どんどん高まっていくのではないでしょうか。
ワークスペースですぐに連想するのが、1坪程度の書斎です。
個室は落ち着いて作業が出来ますし、
背景を気にすることなくweb会議もできます。
しかし、書斎にこもると家族の気配を感じたり子供に目配りしたりできなくなります。
LDKの一部やリビング階段の下、キッチンカウンターなどにオープンな作業スペースを併設するのもいいですね。
また、大人だけでなく子供もオンライン学習が進んでいます。
フレキシブルに間取りの変更やリフォームができる広めの子供部屋、
間仕切りがしやすいレイアウトを想定して、複数の電源や照明の設置ができるようにしておくのもおススメです。
④ステイホームを楽しむ
たとえば、ステイホーム中でもプライバシーが確保できる広いバルコニー等があると、読書したりBBQしたりして過ごせます。お庭があれば、家庭菜園も楽しめそうですね。
後は、ジムに行けないかわりに動画を見ながら自宅でトレーニングする方も増えているので
ボルダリングの壁やランニングマシーンを置くためのスペースを作る方も増えています。
自宅で快適に過ごせる工夫をすることで
ステイホーム中のストレスも軽減されそうですね。
まとめ
若い世代を中心に地方移住ニーズが高まっているそうです。アフターコロナの時代は、どこで、どのように暮らすか?が大切です。
都心・郊外・田舎暮らし・二拠点生活(デュアルライフ)などの多様な暮らし方も現実的な選択になってきました。
通勤利便性も重要ですが、リモートワークが当たり前になった今、家での暮らしと仕事の最適なバランスの確保が重要なのです。
今回はアフターコロナ時代の家づくりの考え方の1つをご紹介しました。
多様な暮らし方が現実的となった今、家づくりは私たち一人一人にとって、自分達らしい本当の生き方、
働き方を問うきっかけになっているのかもしれません。
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