- 住まいのこと
花粉症を「忘れる」家づくり ・換気システムと設計の相乗効果で快適に
春の訪れは本来喜ばしいものですが、花粉症の方にとっては、外出だけでなく家の中での生活さえも構えてしまう時期ではないでしょうか。
「窓を閉め切っているのに目が痒い」「掃除機をかけても床がざらつく」……。
これらは愛知県特有の、春先の強い風や気候の変化が激しい地域において、非常によくご相談いただくお悩みです。
ユートピア建設では、単に「窓を開けない」という消極的な対策ではなく、「住宅性能」と「空気の設計」を掛け合わせることで、外気の影響を最小限に抑える、健やかで自由な暮らしを提案しています。
現代の国民病:知っておきたい花粉の現状
日本人の2人に1人が花粉症の時代
日本国内での花粉症の有病率は増加傾向にあり、いまや「2人に1人が花粉症」と言われるほどになっています。
特に愛知県を含む東海エリアは、全国的にも花粉の飛散量が多い傾向にあり、都道府県別の有病率調査でも常に上位にランクインしています。
季節ごとに飛散する主な花粉
花粉症は春だけではありません。愛知県周辺で注意すべき花粉とその時期をまとめました。
| 季節 | 主な花粉の種類 | 飛散時期の目安 | 特徴 |
春 | スギ・ヒノキ | 2月〜5月 | 飛散量が最も多く、広範囲に届く |
| 初夏 | イネ科 | 5月〜7月 | 田んぼや河川敷近くで飛散。 |
| 秋 | ヨモギ・ブタクサ | 8月〜10月 | 背が低く、空き地や道端に自生。 |
1年の約半分以上、何らかの花粉が飛んでいることになります。
だからこそ、一時的な対策ではなく「家そのものの基本性能」で花粉を防ぐことが重要です。
なぜ家の中にいても花粉の影響を受けるのか?
1. 住宅の「隙間」という名の侵入経路
「窓を閉めているのに鼻がムズムズする」最大の原因は、目に見えない住宅の「隙間」にあります。
気密性能が不十分な家では、外気圧の変化によって、サッシの隙間、コンセントボックス、配管の貫通部などから花粉を含んだ外気が容赦なく侵入します。
これを「漏気(ろうき)」と呼び、フィルターを通さない汚れた空気が室内に蓄積していく原因となります。
2.「換気システム」が逆効果になっている可能性
日本の住宅には24時間換気が義務付けられていますが、一般的な「第3種換気(排気のみ機械で行う)」の場合、家の中が負圧(外より気圧が低い状態)になります。
すると、家中の隙間から外気を吸い込んでしまい、結果として花粉を呼び込む「掃除機のような家」になってしまうのです。
3. 衣類や洗濯物への付着
外干しをした洗濯物や、帰宅時の衣類には大量の花粉が付着しています。
リビングで洗濯物を畳んだり、コートを脱いだりすることで、家の中が「花粉の溜まり場」となってしまいます。
ユートピア建設の解決策:全熱交換型換気システム「エクリア」
95%以上除去するフィルターと「正圧」の物理的ブロック
ユートピア建設が標準採用している換気システム「エクリア」は、花粉症対策において圧倒的な威力を発揮します。
- 高性能フィルターの壁: エクリアに搭載されたサイクロン給気フードと高性能フィルターは、花粉やPM2.5を95%以上除去した状態で室内に空気を取り込みます。
- 「正圧」で花粉を押し返す: エクリアは「第1種換気」を採用し、給気と排気の両方を機械でコントロールします。
あえて給気量をわずかに増やすことで、室内を「正圧(外より気圧が高い状態)」に保ちます。
これにより、玄関を開けた際やわずかな隙間からも、外気が入り込もうとする力を内側からの空気圧で押し返し、花粉の侵入を物理的に防ぎます。
「数値」に裏打ちされた「体感」
このエクリアの効果を最大限に引き出すのが、私たちの誇る施工力です。
どんなに良い換気システムも、隙間だらけの家では機能しません。
ユートピア建設では全棟気密測定を行い、C値0.14㎠/㎡前後という、愛知県トップクラスの気密性を確保しています。
この精密な施工があるからこそ、換気システムが計算通りに機能します。
お客様からは「朝起きた時の鼻の通りが全然違う」「空気清浄機のフィルターが汚れにくくなった」という具体的な快適さの声をいただいています。

建築士とつくる「花粉をリビングに入れない」間取り
時間を生み出す「洗面・ランドリー動線」の工夫
住宅性能をハードウェアとするなら、間取りはソフトウェアです。
建築士との家づくりにおいて「生活動線」を整えることが、さらなる花粉対策と時短につながります。
- 玄関クリーンゾーンの設置:玄関横に「土間収納」と「洗面コーナー」を直結させた設計をご提案します。
上着をリビングに持ち込む前にクロークへ収納し、その場で手を洗い、花粉をシャットアウトする。
この数歩の設計が、リビングの空気環境を劇的に変えます。 - 「外干しゼロ」を叶えるランドリールーム:花粉シーズンの最大のストレスは、洗濯物の外干しができないことです。
高気密・高断熱に加え、換気システムでコントロールされたユートピアの家なら、室内干しでも嫌な臭いがせず驚くほど早く乾きます。
施工力で支える「再現性」のある空気環境
図面上の設計だけでなく、現場での丁寧な施工が重要
- 全棟気密測定の実施:「性能が良いはず」という曖昧な表現ではなく、一棟ごとに数値を実測し、その結果をお客様に開示します。
- 徹底した隙間処理:配管周りや断熱材の接合部など、熟練の職人が一つひとつ隙間を埋めることで、換気経路が確立された「淀みのない空気」を実現します。
モデルハウスでは、この「空気の質」を実際に体感いただけます。
ぜひ、今の住まいとの違いを確かめ、家づくりの一つの判断材料にしてみてください♪


