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家の間取りを描いてみよう! VOL.4
家の間取りを描いてみよう! VOL.4
前回のブログのテーマは「家を建てる敷地を見に行こう!」でした。
敷地から見える景色からいろいろなインスピレーションが浮かび、間取りを考えるのが楽しくなっていきます。
ただ、敷地の中には住宅だけを考えれば良いと言う訳ではありませんね
車が必要な場合は、敷地に何台駐車するのか、また接している道路の幅は広いのか、狭いのか、坂道になっているのかなど様々な状況になっている思います。
今回の重要なテーマは、「道路と敷地の関係を考える」です。
④道路と敷地の関係を考える
まず私がプランニングをする時に一番最初にするのが、配置計画です。
一旦、敷地の高低差が無い条件でお話を進めて行きますが、おおまかに駐車スペースと庭(日照確保スペース)を取った残りが建築可能スペースと考えます。
この場合、道路がどの方角にあるかによってそれぞれのスペースの大きさが違ってきます。
■南道路 駐車スペース奥行5M以上、庭スペース奥行1M以上
■北道路 駐車スペース奥行5M以上、庭スペース奥行4M以上
■東・西道路 駐車スペース奥行5M以上、庭スペース奥行4M以上
重要なのは、道路の方角と敷地の南側の方角に何が建っているか、また将来何か建つかも?と想像する事です。
南道路の場合は、駐車スペースを確保することで、庭のスペースが少なくても日照確保がしやすいですね!
北道路の場合は、駐車スペースを取ってから、南側の庭スペースをどれだけ取れるかによって日照確保が決まってきます。
南側にすでに家が建っている、また将来建つかもしれないし、建替えるかもしれないので、スペースを確保して自己防衛しておくことが肝心です。
東・西道路の場合も、北道路に近い現象が起こりやすいですね。
今回は「道路と敷地の関係を考える」でした。
駐車スペースと庭(日照確保スペース)を確保した残りのスペースが家を建てる場所になる訳です。
私が考えるにこの大枠がパズルの枠になると思っています。
パズルの大枠が決まったら、パズル(間取り)のスタートです!
次回はパズルのピース(各部屋の大きさ)の決め方についてお話したいと思います。
今回もブログを読んで頂きありがとうございます。
どんなご要望も楽しく希望の間取りにしていきますので、是非ユートピア建設へご相談くださいね。
建築士と建てる家
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一級建築士 杉浦哲哉
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お会いできるのを楽しみにしております。