家の間取りを描いてみよう！ VOL.2

建築士と建てる高気密・高断熱の家、ユートピア建設（株）一級建築士の杉浦です。普段、お客様とお家の相談をお聞きしながら、間取りのご要望を確認してプランのご提案をさせて頂いております。
わたくしごとですが、建築系の大学を卒後後、設計事務所・マンションデベロッパー・土地活用・デザイン系住宅会社を経て現在に至るまで、35年以上住宅の設計に携わってきました。
お客様の希望の間取りが出来た時は、お客様以上に嬉しい気持ちです。

そんな打合せの中で、
「どうしたらこんな間取りが描けるんですか？」
「わたしでも間取りが描けますか？」
などの話を伺います。
そんな皆様の期待に応えられるかは分かりませんが、「間取りの描き方」をお伝えするコラムの連載をしていきます！

②間取りはパズルだ！

前回のブログで間取りを書くなら、まず真似てみよう！とお伝えしました。
実はそう思った事がお客様との打合せの時にあったのです。

お客様から自分で考えた間取りを見てくれないかと言われましたので、拝見しました。
それがまぁー見事な手書きのタッチで綺麗にマーカーで着色までしてあったのです。
わたしはその時、正直負けたと思いました。
お客様に自分で描いたんですか、と恐る恐る聞いてみたら、
「まさか！こんなに綺麗に描けるわけないでしょう！」
「どうしたんですか？これ？」
「間取りサイトから気に入った間取りの画像を保存して、切り取って並べて変えて、画像処理したんですよ！」

まさにこの瞬間、上手く真似たなぁと思いました。
それと同時にもう一つの言葉が頭をよぎりました。
間取りを考えている人なら、一度は言われてムッとする言葉、「間取りなんて、どうせパズルなんだから、簡単でしょう」
前の話に出てたお客様はパズル上手く解いて間取りを作っただと。

でも、最近わたしも「間取りはパズルだ」と思うようになったです。
長年、家の設計をしていてお客様と打合せを重ねていくうちに、そんなに難しく考える事ないなぁと、思うようになったからです。
でも半分は合っていて、半分は間違っていると思うんですよ。
それは何故かと言うと、パズルって決まった枠の中に形の決まったピースを並べていくじゃないですか。
間取りはパズルじゃないと思うのは、ピースを自分の好きなように形を変えられるからなんですよ。
こんな事したら、永遠にパズルは完成しないですよね！
だから間取りを考えるのは、面白いんですよ！

今回はブログのテーマは「間取りはパズルだ・・・」
でした。

次回はパズルの外の枠、つまり家の形の考え方をお伝えしたいと思います。
今回もブログを読んで頂きありがとうございます。
どんなご要望も楽しく希望の間取りにしていきますので、是非ユートピア建設へご相談くださいね。

建築士と建てる家

【岡崎市・豊田市・安城市・西尾市で高気密高断熱で高性能な住宅を建てるなら　ユートピア建設】 一級建築士　杉浦哲哉

どんなご要望も楽しく希望の間取りにしていきますので、是非ユートピア建設へご相談ください。
お会いできるのを楽しみにしております。

家の間取りを描いてみよう！ VOL.2