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現場ブログ:しずかな暮らし包囲モウ
「高気密・高断熱・建築士と建てる家」岡崎市の注文住宅工務店ユートピア建設、現場監督の神谷です。
私達が造っているお家のこだわりポイントやヒミツをご紹介したいと思います。
今回ご紹介するのは部屋の防音についてです。
お部屋の防音について
楽器を弾きたい、大音量で映画やゲームを楽しみたい、小さなお子さんを元気に遊ばせたい。
だけど隣の部屋では可能な限り静かに生活したい…。
石膏ボードの壁が遮ることのできる音には限界があるので、工夫を仕込むとすれば壁の中。
私達は防音のための工夫として「ロックウール」を用いることが多いです。
ロックウールは鉱物を原料とし、高温で溶かして繊維状に加工したもの。
ROCK(岩石)のWOOL(羊毛)でロックウールですね。
手触りはふわふわとしていますが、ぎゅっと圧縮したような密度を感じます。
断熱材や防火材としても利用されますが、当社では吸音材として使うことが多いです。
建物内を通る排水配管に巻き付けたり、水回りが上階にある場合は下階の天井裏に敷き込んだり、
防音したい部屋の周りに充填したりします。
壁にも。隙間なくみっちりと。
天井にも。隅から隅までしっかりと。
音は放射状に広がるので、防音したい対象の周りをぐるりと囲うのがポイント。
その他にも、防音パネルや遮音シートなど、使える建材、できる工夫は様々。
仕様に応じて適切なものを選んでいきたいですね。