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コラム
  • 建築士ブログ
2024.07.05

夏場のエアコンは切らないで!

 

夏場のエアコンは切らないで!

猛暑を乗り切るために

東海地方も梅雨入りして、ジメジメした日が続きますね。
梅雨が明けると今年も猛暑が待ち構えている思うとゾッとしますね。
とは言え、電気代が気になるからエアコンをつけるのを我慢するなどということは、かえって熱中症になってしまうかもしれません。

ではどうすれば、この猛暑を乗り切れるのか?・・・考えてみましょう!

大事なのはエアコンの使い方

2024年の5月に電気代・ガス代の負担軽減策「電気・ガス価格激変緩和対策事業」が終了しましたが、物価高や円安による家計への影響を考慮し、電気代とガス代の補助を再開する方向で調整が進められています。
期間はエアコンの使用が増えると想定される、2024年8月から10月までで、“酷暑乗り切り緊急支援”となっています。
電気代の補助金額は8月と9月は1kWhあたり4円、10月は2円50銭。
1カ月の使用量が260kWhの家庭なら8月と9月は1,040円、10月は650円補助される計算となります。
都市ガスは、8月と9月は1㎥あたり17円50銭、10月は10円補助されます。
(出典:首相官邸ホームページ)

大事なのは、エアコンの使い方です。

エアコンは室温を下げて設定温度にするまでの間が一番電気代がかかり、エアコンの温度が設定温度になったからといってスイッチオフしてしまうと、次にエアコンをつける時に再度エアコンが設定温度まで室温を下げなければなりません。
その分余計に電気代がかかってしまいます。
エアコン冷房の電気代を節約するには、自動運転でつけっぱなしにしておきましょう。
エアコンの自動運転モードは、一気に設定温度まで室温を下げ、その後は微弱運転や送風運転で室内温度を保ちます。
短時間で設定温度にするため、無駄な電気代がかからないようになっています。
だから、こまめにオンオフをしないで自動運転で動かしていたほうが、電気代を節約できるんですよ。

また、設定温度を下げるよりも、風量を大きくしたほうが省エネですし、扇風機などで室内に風を送ってあげるのも涼しさを感じやすい方法です。
エアコンのお手入れ的にも、スイッチを切ってしまうとエアコン内の水分と室内のほこりから内部でカビは発生しやすくなります。
エアコンをつけていることのメリットは涼しさだけでなく、湿度を快適に保ってくれることです。
今年の猛暑は湿度に気を付けて、エアコンを上手に使って乗り切りましょう!

 

建築士と建てる家

【岡崎市・豊田市・安城市・西尾市で高気密高断熱で高性能な住宅を建てるなら ユートピア建設】 一級建築士 杉浦哲哉

今まで設計事務所や大手デザイン系住宅メーカーで、建築士という立場から大規模な住宅プロジェクトに多数携わりました。
2013年に、もう一度基本に立ち返ってお客様の理想を叶える注文住宅を手がけたいと思い、ユートピア建設の家づくりに参加しました。
家というものは、住まいながら共に変化していくものだと思っています。
この先のライフスタイルの変化なども見据えながら、ご家族と共に成長していける家を設計することをモットーにしています。
ご家族の理想を叶え、そこに間取りや動線で暮らしやすさを兼ね備えたプランをご提案します。
趣味は、バイクツーリングやソロキャンプ。実は狩猟免許も持っているアウトドア派。