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現場ブログ:外壁貫通部の秘密兵器「ウェザータイト」
「高気密・高断熱・建築士と建てる家」岡崎市の注文住宅工務店ユートピア建設、現場監督の神谷です。
私達が造っているお家のこだわりポイントやヒミツをご紹介したいと思います。
今回は外壁の貫通部分のお話です。
外壁の防水層にパイプなどを貫通させる必要がある時、注意すべきは防水について。
外部から雨水や結露水が伝ってこないようにしっかり防水処理をすることが大切。
…なのですが、円形の物体に対して防水テープを隙間無く貼ることは、実はとっても大変なのです。
そんな時に活躍してくれる秘密兵器がパイプ用のウェザータイト。
写真に写っている緑色の部材です。
中心の樹脂部分が円形のパイプに密着し防水してくれる優れモノ。
複数のサイズが存在し、パイプ径に合ったものを使うのが大切で、
当社では
φ150(キッチン給排気、換気システム給排気、他)
φ100(トイレ排水、合流設備排水、他)
φ75(エアコンスリーブ、他)
φ50(単独設備排水、他)
の4種類を使い分けております。
これを用いることで、防水テープを貼る箇所も量も削減でき、
職人さんの手間も減り、個人差による施工のばらつきも防げます。
そしてそして何より、パイプにウェザータイトを通した時の、ジャストフィットする感じが気持ちいい。
部材の特徴や性質を知り、施工品質の向上に繋げていく。
それが現場監督の大切な仕事であり、やっていて楽しい所だと感じております。