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2024.05.04

高気密高断熱と耐震性能・制振性能は一緒に考えて

 

高気密高断熱と耐震性能・制振性能は一緒に考えて

地震による断熱材の損傷も考える

高断熱の家で、冬暖かくて夏涼しく暮らしたい
高気密の方が、冷暖房効きそうでいいかな
耐震にはこだわりたい、制振まであったら安心

家を検討中のお客様から、性能に関しては上記3つのお声をよくいただきます。
どれも大切です。

どれを優先させるべきですか?と聞かれます。
「そうですね、全部ですかね笑」
いやいや予算もあるし、性能にはこだわりたいけど、あえて聞いてるんです。と言われます。

これ、理由があります。

高断熱と高気密はなんとなく、みなさんセットで考えてくださる方が多いです。
ダウンジャケットで考えてみると、お値段の高いものだと冬山でも暖かかったりします。
ダウンの質がよかったり、入ってる量が多かったり、これが「断熱」です。
でも、背中に穴が空いてたりしたら寒いですよね。これが「気密」です。
だから皆様、高断熱と高気密はセットで考えてくださいます。

耐震と制振ダンパーも一緒に考えてほしい理由としては、
地震がきて、おうちが倒れてしまったら意味がない…それはもちろんですね。

許容応力度計算の耐震等級3できっちり強い家を造って家は保ったとしても、
揺れで断熱材が割れたりしたら、その後の暮らしは快適ではなくなってしまうかもしれません。

こちらは私たちの採用している制振ダンパーevoltzの動画です。ご参考にしてみてください。
発泡ウレタンの大地震の時のひびわれと、対策として制振装置を付けた時の実験動画

制振装置がないと、地震後はかなり気密性能が落ちちゃいますね。
だから長い目で見て、全部一緒に考えてほしいなと思います。

 

建築士と建てる家

【岡崎市・豊田市・安城市・西尾市で高気密高断熱で高性能な住宅を建てるなら ユートピア建設】 二級建築士 山口玲以子私は双子2組の4人の子持ちの母で、フルタイムで働いてます。
そのため自分自身の生活の中でも家事楽はかなりの重要ポイント!
お施主様にあった、住みやすい家事楽な家・収納上手な家の設計が得意です。

ユートピア建設では、初回打ち合わせから建築士がご担当いたします。
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