- アフター
お風呂の排水溝のお手入れについて♪
皆さん、こんにちは。
アフター担当の松村です。
家に帰るとなんだか家中が「下水クサい」。イヤな臭いをたどるとそこには『お風呂の排水溝』が…。
放っておいたら、お風呂場に留まらずリビングにまで臭いが侵入していた…。
なんて経験一度はあるのではないでしょうか。
ここでは、お風呂の排水溝が臭くなる原因とお掃除方法をご紹介します。
この機会にしっかりキレイにしてあげましょう!
排水溝の汚れの原因
排水溝の臭いを退治するために、まずは「臭いの原因物質は何か」を知り、それぞれ対処していきましょう!
<原因物質> <有効な対処法>
髪の毛 市販のパイプクリーナー
皮膚・垢 重曹
洗いカス クエン酸
髪の毛には市販のパイプクリーナーが効果的
みなさん、髪の毛って1日に何本抜けるかご存知ですか?
なんと!一人当たりの抜け毛本数は『平均で約68本の毛』だそうです!
参考:医学系雑誌・書籍の出版会社「日本医事新報社」の調査より
毎日お風呂に入るたびに、相当量の髪の毛が排水溝に溜まっていくことになります。
また、髪の毛は他の汚れもキャッチしやすい特徴があるため、これにより深刻な詰まりの原因になることも…。
1番の対処法としては、お風呂を使った後に排水溝のヘアキャッチャーを掃除することです。
ただ、いつも忘れずにお掃除するのは難しいですよね。
もし、すでに「詰まってます!汗」という場合は、市販のパイプクリーナーを使ってみましょう!
パイプクリーナーには、次亜塩素酸ナトリウムや水酸化ナトリウムが含まれています。
その成分には、髪の毛のタンパク質を溶かす働きがあるため、詰まりには最適ですよ!
皮脂や垢の汚れには重曹が効果的
髪の毛のように目立ちにくいため、あまり意識されませんが、体を洗うたびに古くなった皮脂や垢が排水溝へ流れています。
見えにくい汚れですが、こういう脂汚れがヌメヌメ汚れの原因のため油断大敵です…。
皮脂や垢の汚れは「弱酸性」のため、「アルカリ性」である重曹を使うと汚れが落ちやすいですよ!
よく排水溝に「白くて細い塊」が溜まっていませんか?
なんと!その正体は、シャンプーやボディーソープ、石鹸のカスです。
放置しておくと、石鹸のカス同士がくっついて大きな塊に成長するため、排水溝を詰まらせる大きな原因になります…。
大きく成長する前に予防!
石鹸のカスは「アルカリ性」のため、「酸性」であるクエン酸を使うと効果的です!
続いては、手の届きにくい排水管のお掃除方法です。
排水管は排水口の奥に繋がっている管のため、直接手が届きません。
そのため、「パイプクリーナー」と呼ばれる「排水管の掃除に特化したアイテム」を使ってお掃除します。
ホームセンターや通販で数千円で買えるので気になる方はチェックしてみてくださいね。
・パイプクリーナー
<手順>
- パイプクリーナーを排水口に注ぐ。
- 15分放置する。
- 大量の水で勢いよく流す。
※パイプクリーナーの注ぐ量は商品ラベルの案内を参照してください。
長時間放置するとパイプクリーナーで溶けた汚れが再び固まり、新たな詰まりを引き起こすため、タイマーで時間を計りましょう。
まとめ
今回はお風呂の排水溝が臭くなる原因とお掃除方法をご紹介しました!
「お風呂の汚れ」といっても様々な種類があり、それに合わせたお掃除方法がありましたね。
排水溝の構造を知ることで、「臭い」の原因はどこから来ているのか、どう対処すべきかがわかると思います。
初めての人でも簡単にできると思いますので、ぜひ皆さんもやってみてくださいね!